これを書いている今、日本では21世紀になったところ。



21世紀。僕はどうしてもドラえもんを連想してしまって
すこし前の世代の人はこれがアトムだったりするのかもしれない
─いや ドラえもんは 22世紀の生まれなんだけど─
21世紀っていうと
未来っていうかそういうイメージもあって
未来っていうとドラえもんを想像しちゃって
思ったよりも 21世紀の実感がある

21世紀も、という気持ち
21世紀は、という気持ち

20世紀は・・・
21世紀は・・・

年が変わる度に思うことだけど
100年単位だから
「も」と「は」の違いも大きい

変わらないで、ずっとこのままでいたいこと
どうしたって過ぎていくこと 去って行くこと
新しくやらなくちゃいけないこと
新しくやりたいこと
全然解らないこと
僕も解らないずっと先のこと
どうでもいいこと
いろんなことが沢山

「20世紀の総決算」
みたいなことを
各分野で読んだり聞いたりしたけれど
僕の、ここの詩についても
これまでのぶんは
「20世紀のもの」っていうことで
ひとつ区切りがついたというか
自分がつけたのじゃなく自動的についたっていうか
不思議な感覚

そうだな僕も

この21世紀と言うやつの何割かを
ゆっくりもはやいも一緒にごちゃまぜに
わがままは多分今までどおりで
出来るだけ思いやりキープで
生きてみようかと
思っている

January 1, 2001

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